お散歩写仏シリーズ『森の小さな仏さま』
『草木国土悉皆成仏』生きとし生けるもの全てに命があって全てが成仏する。
そんな言葉から、身の回りにある小さな生物を仏様に見立てて描く《お散歩写仏シリーズ》。
今回は梅雨時期にぐんぐんと伸びていく草花を描きました。
思いついたら吉日!!
玄関のドアを閉めるのも忘れてゴロゴロと台車を引きずりながらいざ山へ!!
こんな梅雨時期にサンダルで山へ入るのは危険だっていつもならわかっているので塩水を撒いた靴を履くくせに、
雨が降って緑が鮮やかに深い山に急いでいかなくっちゃ!!と、雨の合間に着のみ着のままサンダルで慌てて出かけて行ったので、しっかり山ヒルに吸血されました。笑
まだ伸び切る前の若くて鮮やかな山の草は可愛くて、あちこちに座り込んで次々とクロッキーしてから彩色をします。
雨が降り出すと急いで帰宅。
水金箔や金箔を影の部分に押してサインを入れて仕上げます。
なぜ影の部分に輝く箔を押すのかは、各作品の詳細ページをご覧ください。
小さな世界に宇宙が広がっている、、、聞き飽きたような言葉ですが、実際にその世界を見ると、自分もその一部なのだということが全身で感じることができました。
森の中には仏さまがい〜っぱいいらっしゃいます。
いつか、みなさんと一緒にお散歩写仏のワークショップやってみたいです。